​黒糖焼酎は奄美群島のみで製造可能

日本で唯一、鹿児島県の奄美群島だけに製造が認められている焼酎です。

奄美の主要農産物のサトウキビを加工した黒糖と、米麹を使って造られているので口に含むと優しく甘い香りが広がり、米の風味も相まって芳醇な黒糖のコクと甘み・旨みを感じられます。

焼酎独特の臭みがなく、黒糖の原料であるサトウキビ由来のすっきりした甘味が感じられることから、数ある焼酎のなかでも比較的飲みやすいといわれています。

サトウキビから造られる黒糖焼酎は、奄美諸島の特産である。

徳之島では、長寿の島として知られていて

​お酒!!といえば黒糖焼酎で健康に良いお酒として認知度を高めている。

黒糖が原料ですが本格焼酎なので黒糖焼酎に含まれる糖分はゼロ。

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本題に入ります。

なぜ、黒糖焼酎は奄美諸島でしか製造することが許されていないのか。

元々は、江戸時代から戦前までここ奄美では「泡盛」が造られていました。
黒糖は高級品で、幕府への献上品として充てられていました。

元々、経済的自立が難しかった地域の上に

戦中から戦後にかけては米が不足し、泡盛が造れなくなりました。
また、戦後は、米軍の占領地となり、日本に黒糖を輸送できなくなってしまったのです。

輸送できないため、黒糖が余ってしまい代替の焼酎原料として使われたのが始まりです。

1953年12月25日の奄美群島本土復帰によって、日本の法体系が適用されるようになった。

当時の酒税法では、黒糖を使った蒸留酒はラム酒と同じスピリッツに属し、

約3割高い税額となり、販売に支障がでるおそれがあった。

戦後復興で経済的にも負担が大きい奄美群島で、黒糖酒を焼酎として扱ってくれ!!と

島民は声をあげました。

政府は、島民の熱い想いを受け止め

麹の使用を条件に奄美群島限定でのみ製造を許可してくれた。

​最後に簡単にまとめると

戦後、奄美諸島が日本に返還される際に税率が高くなってしまうことを回避するため、米麹を使うことで焼酎として認められるようになりました。